人間より遥かに小さな母犬の体にとって、
妊娠や出産は想像以上に体力を消耗します。
産後は安心出来る暖かい環境で、
子犬と共にゆっくり休ませてあげましょう。

犬は人間と違い、一度に多頭数出産します。
体力を使い切った体には、
相当の疲労が蓄積されるので産後は安静にさせ、
気になるからと言って、むやみやたらと
体に触れたりする事は絶対に避けましょう。
母犬は子犬を守ろうとして、
最悪の場合は子犬に噛み付いたり食べてしまう事もあります。
過剰反応はストレスの原因となり、
小さな子供がいる家庭では得に注意が必要です。
産後しばらくの間は、おりものが分泌されたりするので、
飼主は拭き取りをおこなったりして清潔さを保つ手助けをしましょう。 
母犬が落ち着いてきた頃には、
気分転換のため散歩に連れて行くのも良いでしょう。
子育てをしない場合には、
母性本能を呼び起こすように様々な工夫が必要です。
母犬の鼻先に子犬を近付けたり、生声を聞かせたりします。
母乳を吸わせたり、乳房を刺激する事で母性本能が目覚め、
面倒を見始める場合もあります。


母犬が子犬の世話をしようとしない場合には、
飼主が母親代わりになりましょう。
母犬の代わりに羊膜を破り、呼吸ができるように鼻先をタオルで拭きます。
無事出産を終えると、まずは初乳を飲ませる為、
母犬の乳房に子犬の口を持っていきます。
母乳をうまく飲めなかったり出が悪いこともあるので、
飼主は注意深く観察する必要があります。
又、出産頭数が多い場合には、
全ての子犬がきちんと飲めるように手助けをしましょう。
子犬が母乳をうまく飲めない場合には、犬用の人工ミルクで代用しますが、
初乳には伝染病などから子犬を守る免疫抗体が含まれており、 
その効果は2〜3ヶ月程持続します。
その為、母犬が授乳を嫌がったり、子犬が乳房をうまく吸えない場合でも、
初乳だけは与えるよう工夫してください。

人工ミルク
 素直に母乳を飲んでもらえれば問題はないのですが、そうで無い場合には、
 哺乳瓶に人肌に暖めた人工ミルクをいれ、少しづつ角度を付けて飲ませます。
 スポイトや注射器などで飲ます事もできますが、空気が入りやすいので
 なるべく空気を一緒に飲ませないような工夫が必要です。

排泄
 母犬の刺激により、素直に排泄が出来れば問題はないのですが、
 そうで無い場合には、ぬるま湯に浸したティッシュなどで、  
 肛門を刺激して排泄を促しましょう。
 排泄後は、ぬるま湯で絞ったタオルで肛門周辺を拭き取り、清潔さを保ちましょう。

体温
 個体差はありますが、子犬の体温は母犬より低く35度前後しかありません。
 子犬は体温調節が苦手です。 室温は常に24度前後に保つようにしましょう。

環境
 一日の殆どを寝て過ごす子犬にとって、快適な環境は重要です。 
 寝床は低温やけどをしない程度に、
 ペットヒーターや電気毛布などで保温しましょう。


■データ→ 飼う前に住まいしつけ健康管理フードケアお出かけ
      カフェウェアー出産・頻繁老犬・介護  [↑ページTOPへ]