犬に人間と同じ食べ物を与えてはいけない!! 
書籍や獣医さんからこのような事を言われた方も多いはず。 はたして真相は? 「人間と犬とではカラダの構図が違う」とか「人間の食べ物は塩分が多いからダメ!」 などの理由から、頑固までにこの考えは、世間一般に広く受け入れられ浸透している。

しかし素朴な疑問として、犬達の平均寿命は確かに延びてきているものの、昔の犬の殆どは残飯を食べて育ち、長生きしてきた犬も意外と多い。塩分の多い食べ物を食べたら、すぐに病気になるとか言われているが、昔の犬と今の犬との消化器系が、大きく違っている訳でもない。
犬も人間同様、美味しいと感じれば、通常より多くの唾液が分泌される。 唾液は消化液の代表として良く知られているが、更に酵素や様々な消化液もたっぷりと分泌され、肝臓や腎臓にも良い影響を与えると言われている。美味しいと感じられれば、多少塩分を含んだ食物であっても、唾液などの消化液により、余分な塩分も分解排泄されるという訳です。

確かにドッグフード、その中でもドライフードは、必要な栄養素をバランスよく含んだ総合栄養食であり、手軽に食べさせられ、且つ保存性にも優れているので、何かと時間に追われている現代人にとって、欠かせない商品の一つであると言える。
ただ、私たちが "食" に対して喜びを感じるように、手作りのオリジナルフードは、愛犬の日々の生活に変化や喜び、潤いを与えるだけでなく、飼主にとっても楽しみで嬉しい一時となるのでは。

手軽な手法の一つとして、調理時に塩分等の味付けを控えたものを愛犬用に少し取り分け、ドライフードにトッピングするのも良いアイディア。食欲をそそる食事は、消化器系を活発に働かせ、必要な栄養素をしっかりと吸収するとともに、排泄作用もスムーズになるでしょう。
しかし、手作りフードにも注意を払わなければならない点があります。 人間には何ら問題がないとしても、犬にとっては健康に重大な影響を与える食材が存在することです。

それは塩分が多いとか少ないとかではなく、中毒を引き起こす可能性のある食材で、一般的なものとしては、ネギ類やニンニク、チョコレートに含まれるカフェイン等。ネギ類には赤血球を溶かす成分が含まれており、中毒を起こす可能性が高いのです。その他、イカやタコなど消化の悪いものや、意外なものとしてはブドウもその一つ。中毒症状の引き金となる食物は、他にも多くありますが、それ以外であれば同じ物を毎日大量に与える事さえしなければ、特に問題とはならないでしょう。

犬種やそれぞれの個体によって、食材に対するアレルギー反応や摂取可能量も異なります。飼主は愛犬を良く理解し、無理のない健康的な『愛犬との食事』を楽しんでみては如何? 
                                  
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